副店長記

日記みたいなもの。

リアル劇場版ジャイアンと40年前の写真

お疲れ様です。

父の四十九日法要に帰省してきました。四十九日とは故人が7日毎に閻魔様に裁きを受ける最終日で極楽浄土に旅立つ日だと住職から聞きました。歳取るとだんだんこういったありがたい話に現実味が帯びてきます。別段信心深くないですけど。

 

朝6時に起きて7時台前半には家を出るつもりが…寝坊しました。7時に目が覚めて全員叩き起こして即家を出ました。

実家に着いたら母から10時からお経が始まって終わり次第お墓に行く。11時から住職は別の用事があると…住職めちゃくちゃハードだ。

足の痺れを堪えなんやかんや11時前に全てが済んで帰宅しお昼に寿司を食べ一息ついたとこでの母から大事な話。

 

主に相続関係やこの先自分が死んだら〜うんぬんかんぬん。まぁこれは重要だからちゃんと聞いといた。

 

ある程度話が終わってから父の遺品を整理してたらこんなの出て来たと。

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我ら姉弟の名前が書かれた銀行の封筒だった。

いつからかはわからないけど毎週通ってた針とお灸の費用からコツコツ貯めたものらしい。

 

信じられん…。

 

超趣味人間だった父はほとんど家に居なかった。兄が母子家庭とまで言う程。まさかこんなサプライズがあるとは夢にも思わなかった。

父が劇場版の時だけいい奴になるジャイアンのように思えた。

 

中身は見てない。気持ちがありがたすぎて使う気になれない。

外見に気になる書き込みがあって、兄の封筒には「草刈り代」姉の封筒には数字がマイナスになってく様が書き込まれており、僕だけ封筒の色が違う。それぞれなんなのか問いただしてみたかった…。

 

そんないい話の後に母がお願いがあると。

私が死んだらこの写真を使って欲しいと…次の瞬間耳を疑った。「この40年前の写真なんだけど…」

 

…はぁ?俺生まれてないけど…

 

母曰く、お父さんも20年は前の写真使ってる、加工する人もいるらしいよと。

いやいや、そういう次元の話じゃなくて。

 

残されることになるこちらの意見としてはその写真見て「お母さん…」みたいなシュチュエーションにはまずならない。参考までに孫の意見を聞かせてやった「これおばあちゃん?」ほらみろ!!

ダメかなぁと言ってたので、あらゆる角度で説得したけどこの話は保留に。

 

まぁ気持ちはわからんでもないけどわからん。

 

とか思いながらもし自分が死んだらなんて考えたら用意しとかないとダメだなぁと思いますね。自分の遺影に使うならやっぱ結婚式のときの……これがそうなのか!!